梅原 果菜子
UMEHARA KANAKO
本社製造部 包装課
(職長)
入社5年目
2024年4月1日現在
製造課では何十年ぶりの女性社員とのこと。不安はなかったですか?
皆さん優しいですし、親身になってくれる上司もいて心強いです
文具・雑貨用マスキングテープ“mt”の出荷を一手に引き受ける出荷班の責任者業務を行っています。5年前にリノベーションした白が基調のモダンな梱包工場で、15名ほどが24時間体制で出荷作業に対応しています。前職は神戸で、夢だったウエディングプランナーをしていました。区切りをつけて地元に戻り、何をしたいわけでもなく、生活が楽しい人生にしたいなと思い、現職に就きました。みんなが同じモノを作るという一緒の目的をもって働く職場環境が私には合っているように感じています。上司にも恵まれ、人間関係の風通しも良く、自分らしく働いています。
思い切った転職をされました。変化はありましたか?
自分のライフスタイルを大事にして、仕事も充実しています
出荷班の仕事は、注文書に合わせて荷物を送り出すことです。梱包工場内のピッキング棚には1,000種類ほどのmtが並んでいます。その中から該当の商品を手作業で集めて、同梱品と一緒に箱に詰め、宛先シールなどを貼ります。オンラインショップが限定商品を発売した時、大きなイベントがあった時、季節ごとの新商品が発表された時、クリスマスや正月といった歳時に合わせて注文が増えます。昨今のお家時間が増えた影響で、簡単にできる模様替えアイテムとして壁インテリア向けの商品“mt CASA TAPE”の人気も高まり、多い時には個人のお客さまだけで一日に400件前後を出荷します。代理店やイベント出荷への対応も含めると500件ほどになるでしょうか。私の責任者としての任務は人員の配置やピッキング棚の管理などです。日々、限られた時間内に目標数量の出荷が終わるように目配り、気配りしています。出荷作業において意識していることは効率の良さと正確性です。簡易梱包を導入したり、ピッキングから梱包までを完全に機械化している企業も少なくありません。私どもは出荷の際、意外とアナログで手の込んだ梱包をしているので、丁寧さやブランド価値の落ちない簡易梱包の取り組みにも挑戦してみたいと思っています。毎日、かわいいマスキングテープに囲まれて働ける環境は、私にとって大きな魅力です。
一緒に働くのは、どのような人がよいですか?
約束を守る人。有言実行の人。 ラクしたもの勝ちの人は許しません
私の経験から、転職は初めての就職とは異なる難しさがあると感じました。理想の生活や人生に近づける大きな転機になるので、希望を見つめ直し、自分と合った職場に出合えればいいなと思います。私は再就職では、生活基盤を安定させられる仕事を探していました。カモ井加工紙では、時間内で仕事を終わらせるとか、自分の生活もしっかり充実させる仕事のやり方を教えてもらった気がします。勤務時間内でやることを済ませ、定時で帰ろうというスタンスが、ありがたいです。今までとは異なる業界で仕事をしているので、日々が学びの連続で、視野も広がっています。