岡田 夏子
OKADA NATSUKO
品質環境管理部 環境管理課
(主任)
入社19年目
2024年4月1日現在
今のお仕事の好きなポイントを教えてください
やりがいや達成感がありますし、答えがはっきりしている数字を使うところです
就職試験の社長面接で、リラックスして本来の自分を出すことができ、ここで働きたいと思い入社しました。以来、製品の品質管理を担う品質環境管理課に所属しています。課内で実施する検査では、各種製品に対する品質レベルを理解し、合否を判断しなければなりません。品質管理は会社の信用に関わる責任の大きい仕事と認識し、誇りとやりがいをもって取り組んでいます。緊張感を伴いながら仕事に励む日々ですが、職場は明るく、気軽に仕事やプライベートの相談ができる雰囲気です。品質環境管理課の業務に加えて、エネルギー管理士としての役割も果たしています。
品質管理業務では、どんな時にやりがいを感じますか?
製品が仕様書に沿ってきちんと作られていると確認できた時です
品質環境管理課の業務は、品質管理(製品の品質検査、製造条件・品質管理基準に関する製品規格の発行、お客さまからの品質に関する問い合わせ対応など)と環境管理(製品に含有する化学物質に関する問い合わせになどに対して必要書類を作成し、回答するなど)に大別されます。私は主に品質管理業務を担当し、それらの中で製品の検査、試験成績表、製品規格などの書類作成、計測器の登録・校正に携わっています。特に大変な作業は、毎日4時間ほどを費やす製品の品質検査です。全課員4名が協力して当日、作った製品がお客さまの要求に合っているかを、いろいろな項目に沿って機械も使いチェックします。工場は24時間操業しており、各製品のロットごとで抜粋して行うため、測定室の作業台がすべて埋まるぐらいの製品に対して確認しています。品質検査で問題がなければ包装の工程へ進みます。エネルギー管理士の資格は入社早々に会社から打診され、3年がかりで取得しました。規定量以上のエネルギーを使用する工場に選任が義務づけられている省エネの専門家で、工場の運営にも関わる国家資格です。工場ごとに一日でどれだけのエネルギーを使ったのかを集計し、1年分のデータをまとめて国へ提出する、報告書の作成をお手伝いしています。今後は活動の幅を広げていければと思っています。
品質環境管理にはどのような人が向いていると思いますか?
例えば、決まったルールがなくても仕事を円滑に進められる人です
私は新卒でカモ井加工紙に就職し、キツイと感じることもありました。とりあえず3年は我慢しよう、3年以降はもうちょっとを繰り返して16年目になります。結婚を経て、二児の母となり、周囲の協力を得て何とか仕事と家庭を両立しています。退社を考えた時、上司がかけてくれた温かい言葉は今も覚えています。二人目出産後は、これまで以上に迷惑をかけていますが、会社に来られる日は精一杯、頑張っています。品質環境管理課は業務内容が幅広いので、物事を関連付けて考えられる人、決まったルールがなくても仕事を円滑に進められる人が向いていると思います。