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本社勤務

木村 和弘

KIMURA KAZUHIRO

国際部(部長)

入社28年目

2024年4月1日現在

海外営業なので英語が堪能でないと無理でしょうか?

英語力は重視しません。海外に興味がある人はぜひ応募してください

就職活動では、海外とつながりのある業種として物流関係を目指していました。カモ井加工紙はタイ国に関連会社タイカモを設けており、海外で働けるチャンスがあったことが応募のきっかけです。また、中小企業ながらハイトリ紙とシーリングテープで国内シェアトップを誇る実績にもひかれました。2020年以降は例外ですが、以前は毎月のようにアジアやEUを中心に海外へ出張していました。現在はオンラインでの会議手法が確立し、それまで以上に活発にやりとりをしています。国際部には営業4名、事務3名が所属し、何事にも真面目に取り組む雰囲気が特徴です。

景気低迷の昨年も海外での売り上げが好調だった理由は?

品質の高さが理解され、リピートの増加が一因だと思います

国際部の営業担当であれば、海外出張は当たり前ですが、私は入社5年目に海外赴任もさせてもらいました。当時、タイカモへ出向していた先代のマネージャーの交代要員として1年間の引継ぎを経て、日本人は私一人の環境で、11年間にわたり工場のマネージャーを務めました。外国語大学出身ですが、現地のタイ語はゼロからのスタートでした。仕事に関しても実務経験はわずか5年で、現地従業員の皆さんとの関係づくり、目標に向けた取り組みなど課題は多く、当初は苦労しました。大変でしたが、総合的な知識を身につけられ、成長できたと実感しています。商談は英語が基本ですが、私の海外赴任のように英語が母国語ではないアジアやEUの方がほとんどなので、基礎的な英語力があれば、入社後に磨いてもらえばよく、語学力を初期段階で求めるつもりはありません。しかも、海外出張は複数人での場合がほとんどで、当分は同行してもらい十分に教育するので心配無用です。現地では既存顧客のフォローや商談、受注、新規顧客の開拓、製品紹介、市場調査、展示会出展などを行います。海外市場の中で、どのように企業の存在感を出せるかを考え、売上目標を達成することは難しい反面、やりがいもあります。ビジネスの合間には、いろいろな文化や風習に触れる機会もあり、見識を広められることも楽しいです。

海外でmtの売り上げを順調に伸ばしている理由は?

和紙が基材の粘着テープが海外には基本的に存在しないからです

営業はいろいろな方に会うため、きちんと挨拶ができることも重視します。専門的な事は就職後に何とでもなるので、基本的な部分が身についている方と出会いたいですね。日本の経済活動が今後ますます厳しくなっていくことは容易に予想されます。企業が業績を伸ばすには海外進出は避けられないでしょう。海外における弊社商品の販売価格は、日本の3倍以上にも関わらず売上が好調な理由は、品質の高さが認められているからです。現状、大きい市場は欧州ですが、新たな販路の開拓を実現するために、私の経験や知識と若い力との融合を図っていきたいと思っています。

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