Miura Naoki (age43)
1980年4月12日、福島県生まれ。友人の紹介で塗装業界に入る。職人として経験を積んでから独立し、自身が社長を務めるNao建装株式会社を立ち上げる
(https://nao-kenso.com/)。9期目を迎える同社は、会津若松市、喜多方市を中心として、屋根塗装、外壁塗装、内装塗装、防水などを手掛けている。
INTERVIEW
1980年4月12日、福島県生まれ。友人の紹介で塗装業界に入る。職人として経験を積んでから独立し、自身が社長を務めるNao建装株式会社を立ち上げる
(https://nao-kenso.com/)。9期目を迎える同社は、会津若松市、喜多方市を中心として、屋根塗装、外壁塗装、内装塗装、防水などを手掛けている。
Chapter 1
もともと塗装とはまったく関係ない仕事をしていたんですよ。21歳のときに、たまたま自分の友人が塗装の仕事をしていて、その紹介で塗装業界に入りました。
初めはやっぱり手元だったりで、ちゃんとした仕事はやらせてもらえませんでした。正直言うとやりがいもなく、ただやってるみたいな感じでしたね。
最初に入った会社から別の会社に移って色々とやらせてもらえるようになって、そっから自分としても変わっていったと思います。仕上がった状況を見てもらって、お客さんに納得してもらえて、仕事にやりがいも感じるようになりました。
修行時代は、仕事の指導は大体「見て覚えろ」というような感じでしたが、わかんない部分とかは先輩に聞いたりして、自分なりに考えながらやって、技術を身につけていきました。
昔から細かい作業が苦ではなかったんですよ。そういうところが職人に向いていたのかなと思います。
Chapter 2
19年前に独立しました。個人で10年やって、法人になって9期目なんですよ。独立したのは成り行きです。前の親方のところを辞めることになったときに、知り合いの人から「だったら独立してやってみたら」って言われたのがきっかけです。
それまでは現場の仕事だけやってたのが、今度は営業とかもしないといけなくなって、現場にもなかなか出られなくなりました。現場のほうが好きだから、出られるときは出てます。
人を使う上では、いくら頭に来ても怒らないように気をつけてます。もちろん、どうしても言わなきゃダメな場面では言いますけど、そのときも言葉を選ぶようにしてますね。
今、Nao建装としては戸建てのリフォームの仕事が多いです。仕事ではきちっと手をかけることを心がけています。社長として利益のことなんかを考えたら、もっと効率重視にしたほうがいいのかもしれませんけど、そこは自分としても譲れない部分なんです。
Chapter 3
子供は4人います。長男が小4で、2番目の長女が小2、あとは次女が年長で、三女が年少の前ですね。大型連休のときとかは、遠くに連れていったりするようにしています。この前のゴールデンウィークには大阪のほうに行って、USJや道頓堀に行きました。
あとは、家族でバーベキューもしたりしますね。バーベキューのときは焼く係です。得意じゃないですけど、しかたなくやってます(笑)。
趣味はゴルフをちょこっとやるぐらいですね。仕事関係の知り合いでもやっぱりやってる人も多くて、誘われたりするもんですから。
まだ始めて3~4年でスコアも言えないぐらいです(笑)。打ちっぱなしにもなかなか行けないんで、ぶっつけ本番みたいな感じでコースに出てます。
生まれも育ちも会津若松です。白虎隊とかが有名で、歴史に関連した名所が多い土地です。人も穏やかでいいですよ。
今後の目標ですか? 会社としては従業員を増やして大規模な仕事もできるようにしたいですね。個人としては、今で満足してる訳じゃないんで、もっと職人として成長したいです。自分も知らない分野もあるんで、そこら辺のことも機会があればやっていきたいですね。
今回の取材でお世話になった方々と記念撮影。左から、大塚刷毛製造株式会社の有阪章さん、三浦さん、株式会社リンペイの紺野貞夫さん。
掲載日:2023年6月19日
仕事では手を抜かない。そこは自分としても譲れない部分なんです。