Hamanaka Ryosuke (age44)
1979年5月30日、香川県生まれ。先輩の紹介で塗装の世界に。現在は、高松市の有限会社藤目塗装（https://www.fujime.net/）にて、職長を務めている。19歳から始めたダンスでは、ダンスチームのメンバーとして、ヒップホップのイベントなどに出演していた。現在はバス釣りに熱中していて、休みのたびに釣りに出掛けているのだとか。
INTERVIEW
職人図鑑 #094 濵中良介(44歳)
Chapter 1
修業時代の仕事も全部好きだった。
24歳ぐらいで塗装業界に入りました。それまではガソリンスタンドでバイトをしたり、他の仕事をしていたんですけど、塗装をしていた先輩から「塗装してみんか？」って声をかけられたんです。
仕事を始めた初日、現場でいきなり「やってみい」って言われて、簡単なものだったんですけど吹付をやらせてもらって。今でも記憶に残ってますね。
もちろん初めは手元や養生、下地処理の仕事が多かったんですけど、そういうのも全部好きでした。思い通りにできないことがあってもコツコツと一つ一つ教えてもらいながら、できるようになっていきました。
３年ぐらい経って現場を任せてもらえるようになって、自分でも嬉しかったし、お客さんにも喜んでもらえて、やりがいがありました。仕事は今でも楽しいですよ。
割とまあ適当な性格なんですけど、そういう風にいろんな仕事を任せてもらって、大きい現場もやるようになって、住宅でもお客さんに喜んでもらって、変わってきたのかなと思います。
Chapter 2
ダンスに夢中になっていた10～20代。
仕事で気を使っていることですか？ 住宅街の現場だったら飛散しないように養生して、大きい声でしゃべらないようにしています。
（今日の服装がオシャレだという取材班の感想に）ありがとうございます（笑）。ファッションは好きなんです。ブランドだと一番買うのはナノ・ユニバースっていうところです。シンプルでもオシャレな感じですかね。
靴は最近スニーカーが多いですね。若い頃ダンスをしていて、当時からナイキのスニーカーが好きで、今もよく履いてます。
ダンスは19歳から始めて、27歳ぐらいまでやってました。ロッキングっていうダンスのジャンルがあるんですけど、それを踊ってました。
若かった頃は毎週クラブに行って、ヒップホップのイベントのショータイムにダンスチームで出てました。もうダンスは止めてるんですけど、当時のチームのメンバーとはずっと仲いいですね。
Chapter 3
社長よりお客さんにほめられたい。
日曜日は仕事が休みで、ほぼ釣りをよくしています。釣るのはブラックバスで、バス釣りが大好きなんです。
香川県は降水量が少なく農業用に使われる水が不足しがちなので、水を確保するためのため池が多いんです。だからバス釣りも盛んなのです。
香川県には雷魚もいて、雷魚を釣りに県外から来る人もいっぱいいます。僕は雷魚は釣ろうとは思ってないんですけど、たまに釣れますね。噛みついて暴れて、もうスゴいんですよ。引きが強くて、ルアーを破壊されたりすることもあります。
そういう趣味も楽しんでますけど、仕事も充実してます。お客さんに喜んでもらえるのが一番うれしくて、社長にほめられるよりお客さんにほめられたほうが全然うれしいですね（笑）。
お客様に喜んで頂けるのが
一番うれしいです
濵中さんが所属する藤目塗装の取締役の藤目充伸さんと記念撮影。
掲載日：2023年8月3日
仕事も遊びも一生懸命。