Hosokane DAISUKE (age31)
斉藤興産勤務 1987年7月29年、東京都江戸川区生まれ。高校中退後、土木や型枠などの仕事を経て、21歳で塗装業界に入る。その後、2社を経て、2014年秋から斉藤興産で働いている。妻と3歳の息子と暮らす
INTERVIEW
斉藤興産勤務 1987年7月29年、東京都江戸川区生まれ。高校中退後、土木や型枠などの仕事を経て、21歳で塗装業界に入る。その後、2社を経て、2014年秋から斉藤興産で働いている。妻と3歳の息子と暮らす
Chapter 1
気がついたら、塗装の仕事を始めて、もう10年になります。塗装の仕事を始めたのは、地元の友だち。中学から知り合いでいっしょにやらないかと誘われたんです。最初の会社は吹き付け屋だったので、養生がたいへんでした。スプレーガンから噴き出されるペンキは飛び散りが多いから、広い範囲でしっかりと養生しないと、たいへんなことになります。
吹き付けは技術が必要でしたから、養生ばかりやっていました。ただ、それまで、土木や型枠の仕事をやっていたんですが、自分のやった仕事が目でわかる。仕事に誘ってくれた友だちもこの仕事は楽しいと言っていましたが、そのとおりだと思いました。
最初の会社には4年くらいいたんですが、吹き付けの仕事もちょっとだけやらしてもらっていました。それなりにやり甲斐を感じていましたが、20代も半ばになって、保険や福利厚生などがきちんとした会社で働いていたほうがいいのかなあと思ったんです。
それで、次の会社へ移って、いまの会社へは2014年秋に入社させていただきました。みんな仲がいいですし、仕事も切れることなくあるので、満足しています。いろんな現場を抱えていますし、防水工事もあったりするので、雨が降っても、それなりの仕事があるんです。社長は何でも知っていて、いろいろ教えてくれますし、1級権利管理施工技士というすごい資格も持っています。自分も何らかの資格を持ちたいんですが、挑戦してみようというモチベーションになっているところもあります。
Chapter 2
Chapter 3
Chapter 4
最初は塗装の仕事をするということで、吹き付けや刷毛やローラーで塗っていくことが楽しいだろうと思っていたんです。でも、だんだん、養生のおもしろさがわかってきたというか、仕事としてのおもしろさ、意味がわかってきたんです。ちゃんとやれば、よりよい塗装ができますし、掃除などの後片付けもラクになる。
もちろん、塗ることは大切な仕事ですけれど、塗装という仕事をやっていくうえで、すごく養生も大切ですからね。地味な作業なんですけれど、意味がわかってきて、楽しくなってきました。ちょっと話しましたが、最初の吹き付けの仕事では養生がすごく大切ですからね。身に沁みてそれがわかったので、いい経験になったと思っています。
この仕事を始めるまでは、きちんとしていなかったんです。高校は遠いということもあって、だんだん通わなくなって、結局、中退。土木や型枠の仕事も長続きしませんでしたからね。でも、いまは塗装という仕事をずっと続けていようと考えています。
掲載日:2018/06/29
塗装の仕事をずっと続けていきたい